SPARK

NYのスタジオ見学のアポイントを取っていた10月半ば

いろんなところから断られて、断られて
「これでいいんかな、やっぱり開業とか無理やわ」と
心が折れそうになっていたときに
SPARKの創業者であるセバスチャンから前向きな返事をいただきました

NYにあるスタジオ「SPARK」
https://www.thespark.nyc/

SPARKは「アート」「ヨガ」「瞑想」「自然」の
4つを掛け合わせたカリキュラムがユニークなスタジオ

「こども」「英語」「ヨガ」の
3つを軸にスタイルをつくろうとしている私にとって
ぜひ話を伺いたいスタジオのひとつでした

サンクスギビングの週でクラス数も少なく
担当の先生がお休みされる中
代行の先生にクラスをお願いしてくださり

さらにグループとプライベート
2つのクラスを見学させてもらえることになりました

1クラス目は、10歳前後の超元気なガールたちのクラスでした

この日は美術にフォーカスしたクラス
現地の子どもたちと関われる機会なんて、そうそうありません
せっかくなので、積極的に話しかけてみることにしました

ルルレモンのウェアが可愛かったので声をかけてみると
「これ?ルルレモン!あそこのお店で買ったの!キッズ用だけどね!」

あえて生徒さんには「キッズ」とは言わないようにしていた私
自分から「キッズ」と言うんや、とちょっと意外で、素直でかわいい

そして、突然「ってか、あなた誰?」
と、ものすごくストレートな質問

いや、そうだよね。突然現れてさ。

日本でキッズヨガスタジオを開きたくてね、
NYではどんなクラスをしているのか知りたくて来たの。

と答えると

えー!!!!日本から?お寿司大好き!!!明日、学校の友達に言ってもいい?

と大興奮。嬉しい、、、日本がもっと好きになった。笑

そして、もうひとつ、NYでの生活ってどんなんなのか
週末は何をして過ごすのか聞いてみると

週末は郊外にあるもうひとつの家に、家族みんなでゆっくり過ごすの。
平日は家族が揃わない日もあるくらい、みんな忙しいからね。

とのこと

ほうーーー。

平日は都会で仕事をして、休日は自然に囲まれた別の家でゆっくり

仕事と家族のバランス
オンオフの切り替え
メリハリのある生活

時間の使い方が丁寧。憧れの生活。

また、綿棒に絵の具を一生懸命垂らしながら、細かい作業に集中している子がいました
何が完成したのか聞いてみると

「カラフルな耳を掃除したあとの耳垢!」

とのこと

想像力が豊かすぎる。笑

おしゃべりしながらも、ちゃんと手は動かす
BGMで好きな曲が流れたら、場所を問わず大きな声で歌う
そして踊る
先生も一緒になって歌って、踊って、アートを楽しむ

決められたことをその通りに進めるのではなく
みんな自由でリラックスして自然体な雰囲気の中で
自分らしい作品を仕上げていく環境が素敵でした

2クラス目は、兄弟で受けるプライベートレッスンでした

こじんまりとしたクラスでしたが、レッスンが始まると
待合のソファーではママがパソコンをカチカチと叩きながら仕事をしている

子どもたちも、それぞれ自分の作業に集中して、お互いに干渉しない
そして終わった瞬間に口を開いて、「何をつくったのか」をお互いにシェアする
こんな小さい頃から、自分自身の時間も、相手の時間も尊重している

ママは違う国で生まれで、1歳の頃にアメリカへ引っ越したそう

家庭ではママの母国語を話しているものの
子どもたちもママ自身も、少しずつ使う頻度が減り
今では全員が英語のほうが得意なんだとか

私も家では娘と英語で話しているので
バイリンガル育児についても、いろいろとヒントをもらうことができました

ちなみに、お兄ちゃんからはクラス中、何度も声をかけられました

「日本人なんだよね。じゃあ、田尻智って知ってる?
最近、その人について学校でレポート書いたんだよね」

「え?誰?サトシ?」と答えると

「スットォォォシィィィ・タジィィゥリィィ」

「ごめん、わからないけど、日本人だよね」と返すと

「ポケモンを作った人だよ!」

やばーい、、、、
ポケモンの生みの親を知らんとか、日本人として恥やん

日本に関することについて聞かれたときに
ちゃんと語れなくて恥ずかしい思いをしたことは
これで何度目か、、、、、

これからは、子どもが興味を持っているものにも意識を向けて
子ども目線でも知識を増やしていかないとな
そんなことを、あらためて考えさせられました

その翌日は、SPARKの創設者であるセバスチャンにお会いしました

事前に自己紹介もかねてZOOMで話していたのですが
そのときの印象そのまま
パワフルで、優しくて、とても話しやすい人で
アートに情熱を持っている
ペンシルベニアにある自宅からビジネスをスタートさせたそう

ビジネスをする上でのコツ
3児のパパとして、仕事と家庭を両立させるための工夫
そして、これまでの経験について
実体験をもとに、たくさんの話をしてくれました

そして、こんな暖かい言葉をかけてもらいました

今の君を見ていたら、開業準備中の自分を思い出す。
だって僕も同じことをしてきたから。
『クラスを見学させてもらえませんか?』って

いろんなスタジオに何度も頭を下げに行ったよ
ユニークな形態で開業するって
本当に大変だということも理解できる。
何かあれば、いつでも連絡しておいで。

サポートするよ

そして、何より
会話の中で「シオリ」と何度も
名前を呼んでくれたことも、嬉しかった

幼い頃から親の転勤で、いろいろな国での生活を繰り返し
とてもグローバルな環境で育ったセバスチャン

そんな彼が、ずっと行きたいと思っている国が「日本」だそう

Duolingoで日本語を勉強しているし
なんと、畳まで持っていて、たまにその上で寝るらしい。笑

海外にいって気づく、日本の良さがたくさんある

もっと自国のことを知って、ちゃんと語れるようになろう

スタジオ見学に行ったはずが、
そんなことをあらためて考えさせられる1日となりました